北京オリンピック・フィギュアスケート男子シングルに出場が決定した羽生結弦選手。
4回転半ジャンプに挑戦して注目されています。
ソチオリンピック、平昌オリンピックではどちらも金メダルを獲得し話題になりましたね。
大学では「モーションキャプチャ」という技術を用いたジャンプについての卒業研究をされたとのこと。
気になる羽生選手の大学はどちらのご出身なのでしょうか?
高校や中学、学生時代のエピソードについてもまとめましたのでご覧ください。



↑関連記事もあわせてどうぞ。
羽生結弦の出身大学

羽生結弦選手の出身大学は、早稲田大学人間科学部通信教育課程です。
通信教育課程(eスクール)は、講義の受講や小テスト・レポートの提出、質問も全てインターネットで行われるとのこと。
年齢制限はなく、自分のペースで受講を進められるそうです。
eスクールでは卒業研究指導については、早稲田大学所沢キャンパスへスクーリングをするようですよ。
入学試験は志望動機書の1次選考と面接の2次選考のため、偏差値はありません。
2年次編入学のαコースと、1年次入学のβコースがあり、βコースは最長8年間在籍可能とのこと。
羽生選手は7年かけてご卒業されていますので、βコースになります。

早稲田大学eスクールの卒業生には、フィギュアスケートの中野友加里選手、KAT-TUNの中丸雄一さん、Hey!Say!JUMPの薮宏太さんなどがいらっしゃるとのこと。
羽生選手は人間情報科学科を専攻されました。
情報を社会構築に活かす研究をされているそうです。
人が人やモノと関わる際に生まれる接面(インターフェース)を行き来するものを情報として捉え、それが生まれるプロセスの分析からそれを作り出すシステムのデザインまでを科学的に理解し学ぶ
引用:早稲田大学 人間科学部 eスクールHP
システムのデザインについても学ばれるみたいですね。
羽生選手はもともとコンピュータのプログラムに触れるのが好きだったといいます。

音楽の編集や、フィギュアスケートの演技要素を入力し、最高得点が計算されるプログラムも作られているとのこと。
「数値やデータで表された自分を見てみたい」という思いがあったようですよ。
卒業研究は『フィギュアスケートにおけるモーションキャプチャ技術の活用と将来展望』。
モーションキャプチャとは、”3次元の人間の動きをデジタルデータにし、スポーツ選手の動きなどを解析する技術”とのこと。
羽生選手は体中や指先に30本くらいのセンサーをつけてジャンプを飛び、データを収集して分析したそうです。
「モーションキャプチャ技術はどれだけ使えるかっていうのと、どういうふうな展望があるかをまとめた論文です」と卒業研究について話されました。
ご自身にしかできないテーマを選んで、将来的に選手の技術向上やAIの自動採点などフィギュアスケート界の発展にも貢献したいそうです。
大学時代のエピソード

羽生選手は学業とスケートを両立するのは容易なことではなかったそうです。
在学中にソチオリンピックや平昌オリンピックなどたくさんの大会に出場された羽生選手。
練習拠点のカナダで、勉強する時は勉強に集中し、オフの日にまとめてインターネットで授業を受けていたといいます。
移動中の飛行機でレポートを書いて、空港に到着して提出するということを繰り返していたとのこと。
自分で勉強の時間をやりくりしたり、気持ちの切り替えを学んだりしたそうです。
大学生活について、羽生選手は「せっかくの学びを無駄なものにだけはしたくない」、「大変でしたけど、多くのことを学べました」と話されています。
試合が開催されていたロシアからスカイプで入試の面接を受けていたのだとか。

羽生選手は2013年に大学に入学し、2020年に卒業されました。
指導にあたられた西村昭治教授によると、卒業論文は平均の倍以上長さで、「完成度が高く、あまり手を入れるところがなかった」とのこと。
分量も計3万字ほどで、平均的な論文の倍以上です。ここが分かったから次、とより深く追求したいという羽生さんの姿勢がその構成と内容からうかがえます
引用:Number Web
深く追求し続ける姿勢が凄いです!
学業とスケートをしっかり両立させることは並み大抵のことではないですよね。
羽生結弦の出身高校

羽生結弦選手の出身高校は、南光学園東北高等学校です。
スポーツコースを専攻されていて、偏差値は42になります。
アスリートに必要な「強いメンタル」「明晰な頭脳」「高い身体能力」を育てるとのこと。
専門的な講話としてスポーツ医学、栄養、メンタルトレーニングなどがあるそうです。
卒業生には、ダルビッシュ有選手、宮里藍選手、荒川静香選手がいらっしゃいます。
高校2年生の時に担任だった我妻敏教諭によると、羽生選手は「高校の時から競技と学業に手を抜くことなく取り組む生徒だった」とのこと。

国民栄誉賞を受賞された時には「一生懸命頑張ってきたことが受賞につながったと思う」と話されていました。
高校生の時から文武両道で、一生懸命頑張る生徒だったみたいですね。
さらに、1年生の時の高橋教諭によると、「素直でまじめで本当に手がかからない。一度決めたことは絶対に曲げない子でした」と話されています。
意志が強く精神力が高い方ですね!
高校時代のエピソード

高校時代には、意外なエピソードもあったようです。
2010年に世界ジュニア選手権で優勝した後、東北高校に入学した羽生選手。
頼まれてサインをした国語辞典が捨てられることがあったのだとか。
野球部の上級生から頼まれて国語辞典にサインをした後、背後から『バン!』という大きな音とともに『調子にのってんなよ!』という声が聞こえ、教室のゴミ箱にサインをしたばかりの国語辞典が捨てられていた
引用:エキサイトニュース
脚光をあびて目立ったことで妬まれることもあったようですね。
羽生結弦の出身中学

羽生結弦選手の出身中学は、仙台市立七北田中学校です。
卒業生にはフィギュアスケートの本田武史選手、田中総司選手さんがいらっしゃいます。
スケート部の後輩の花城桜子さんによると、「年下の面倒見がよくて、中学校の部活動紹介の書き方を丁寧に教えてくれた」と話されています。
羽生選手は中学生の時から面倒見がよく優しい方だったみたいですね。
中学時代のエピソード

羽生選手は中学生の時から別世界の人で、言葉遣いやお辞儀が丁寧だったといいます。
中学時代から羽生くんは“別世界の人”でしたね。言葉遣いやお辞儀がとても丁寧で、立派な生徒でした。大会に出場するためお休みも多かったのですが、友人関係も築けていて、生活態度がだらしないということもない
引用:Yahooニュース
生活態度もよく立派な生徒だったみたいです。
1年生の時に「中学校の全国大会を3連覇します」と公言し周囲を驚かせたそうですが、見事達成しさらに驚かせたとのこと。
北京オリンピックでも羽生選手のさらなる活躍に期待ですね!
まとめ|羽生結弦の学歴まとめ!出身大学や高校・学生時代のエピソードも紹介!
今回は、羽生結弦さんの学歴について取り上げました。
まとめると以下の通りです。
- 出身大学は早稲田大学人間科学部通信教育課程
- 出身高校は南高学園東北高等学校
- 出身中学は仙台市立北七田中学校
それでは、最後までご覧いただきありがとうございました!






